金額を支払ったといった証明になる領収書。フリーランスの人でも、受け取ったり、発行する機会は多々あると思います。
中には印紙が貼りつけられているものを見たことがある人もいるのではないでしょうか?
収入印紙とも呼ばれるこれは、印紙税にも関わってくることから、領収書には添付が決められているものです。
実は、この収入印紙には貼り付ける金額が決まっています。
なぜ印紙税を払うの?
お金のやりとりをする時に、「お金払わないでーす」とか「作業してたけどやーめた」ってならないように契約書とか領収書を作ってお客さんとの信頼関係をつくりますよね。
安心して取引できるのは法律が支えているから、国の支えに対して税を納めて!というのが政府の見解です。
印紙は5万円から!
領収書を発行する際に、その金額が5万円を超える場合には領収書に収入印紙を貼る必要があります。先にも触れたように、印紙税に関係してくる為です。つまり、5万円以上の消費をした場合、領収書に印紙を貼っておくことで印紙税を納税しているわけです。
No.7105 金銭又は有価証券の受取書、領収書
紙の原本以外は印紙は不要?
上記からもわかるように、例えば5万円以下の消費であれば領収書に収入印紙は不要になります。
ただし、振込で支払った場合には振り込みをした後、領収書を発行しないという選択をするのであれば印紙は不要になるようです。
これは銀行での振り込みで多いケースなのですが、この場合には銀行の払込明細書が領収書に該当するためです。
振込3万円を超えると振込手数料が上がるように、印紙代が手数料に含まれています。ただし、銀行振り込み後、領収書の発行をお願いされた場合には、5万円以上の振り込みに対し収入印紙の添付が必要となります。
電子領収書も印紙税がかからない!
印紙代をかけたくないという人におススメなのが、電子領収書です。
電子領収書は電子文書としての発行になるので一般的に印紙税がかからないと言われています。
ただし、自分で電子領収書を印刷して原本ですよ
電子領収書を作るならイーレシート PDFの電子領収書(領収証)を無料で作成・発行・管理できるフリーサービスや領収書.netが便利です!
特に領収書.netなら、「押印のある領収書」が発行できるので押印のある領収書しか経費として計上できない会社にはこちらがオススメです(法的には押印は必要ないのですがね)。
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まとめ
印紙を貼り付ける必要があるものは「紙の原本」のみということ!
FAX、振込、電子領収書はこの条件に当てはまらないので印紙代は掛かりません。
内容は同じなのに、なんで印紙代ってかかるんですかね?
う〜ん、あんまりはっきりしたことはわからないんだけど、原本以外は「コピー」扱いになるから印紙代はかからないみたいなんだ。
コピーだと、結局原本は自分で持っていることになるからですかね?
多分なんだけど、原本を渡す時になんの証明もないと相手に故意に捨てられてたり、契約を一方的に切られたりしないようにするためなんじゃないかな。電子だと、相手がいくらシラを切っても手元に証拠があるんで、それを印紙税を納めることで契約関係を証明する必要はないとか。
そう考えると納得できます!
法律が変わって電子領収書でも税金がかかるようになるかもしれないけど、それでも今までの分に課税されるわけじゃないから安心してね。